揺れる髪の毛を手でかきあげながら優しく微笑む春陽


春陽……!!
俺のこと覚えてて……



「…えっと…

ごめんね…まだ来たばかりだから……

えっと…………??」



誰?
と言わんばかりの春陽の少し困った顔

あぁ…
覚えていないか……

あれから5年も経つもんな……
俺なんて成長期だったしかなり変わってるもんな……


「……………

…あのっ……
俺………」