……し──ん……



あれっ…?
春陽…?

春陽の反応が無い


恐る恐る顔を上げ春陽の方をゆっくりと見た…


春陽と目が合う

僕の動きが止まる…

春陽は少し目を潤ませて
今までに見たことのない程の
微笑みを僕に
向けていた