「おばちゃん…?」
俺はキッチンをのぞきこむ
「理人くん!!寝てなきゃダメじゃない!!」
えっ……?
これは夢かな?
あんなに春陽のことばっかり考えていたから?
「理人くんってば!聞いてる?」
ぐいぐいと俺の腕をひっぱるその人は俺の愛しいあの人
「春陽………何してんの?」
「えっ?」
春陽も驚いた顔をする
「…心配になって来ちゃった…来たのはいいけど中に入れなくて困ってたらちょうど紫さんが通りかかって…」
春陽…心配してきてくれるなんて……
俺は嬉しくなって春陽を抱き締めた
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