「おじいちゃん、おばあちゃん、花心!また来るから」


「理人…体気を付けろよ」
「理人…あんまり無理しないでね」


何度も振り返りながら手を振る俺と春陽

ずっと手を振っているおじいちゃん、おばあちゃん

その姿が見えなくなるまで……



帰りのバスの中で思い出話に花を咲かせる俺と春陽


いつの間にか疲れて眠る……




そして
俺たちの短い旅行はあっという間に終わった


そう

楽しい時間はあっという間なんだ………