「でもさ…………」


やっと彰が口を開く



「……何で?先生となんて公に付き合えないだろ!有恵ちゃんと別れてすぐに春陽先生って…」


彰の言葉が胸に刺さる



春陽は先生
俺は生徒


公には付き合えない



でも

俺には時間がないんだ


残された時間は


あとわずか………




俺は覚悟を決めた



正直に話そう
俺の病気のことを



彰と啓介は俺の


一番の親友だ……