そんなある日のことだった

私は美嘉と一緒に春陽先生の家に遊びに行った


Wデートの日以来すっかり仲良くなった私たちは美嘉を交えてよく会っていた


学校で話したり、英語を少し教えてもらったりでいつも会うのは学校だった



先生の家に行くのは初めて

「おいしかった─」
「先生料理上手いね」

「後片付けするからゆっくりしてて」

「「は─い!」」



夕飯をごちそうになり部屋でくつろいでいた時、美嘉が本棚から一冊のアルバムを見つけた