次の日
僕は自分でもビックリするくらい早く起きれた

起きてからはずっとそわそわと落ち着かない


早く時間にならないかな……


そればかり考えていた

こんなに時間を長く感じるのは初めてだ

落ち着きがない僕を見て母さんとおばあちゃんは不思議そうな顔をしている
おじいちゃんだけは優しい顔をして僕に微笑んでいる

時間が経つにつれ、待ちきれなくなった僕は英語の宿題を手に家を飛び出した


「いってきます!!」