「人は感情があるから生きていけるの!!笑ったり、泣いたり、怒ったり……
人と触れ合えるから感情って生まれるものじゃない?」


春陽は顔を真っ赤にしながら叫び続ける


「¨淋しい時にはいつでも呼んで!心の中でいつもそばにいるから!¨
そう言ってくれたのは
あなたじゃない!!?」


「春陽………」


「私…あの言葉でどれだけ救われたか……
一人で飛び込んだ新しい世界は孤独だった……でもあの言葉をいつも心に持ってた……一人じゃないんだって支えられた
今の私があるのは……
理人くん……あなたのおかげなの!!!」


「…春陽!!!」
俺は海に走り込み、春陽に駆け寄った

そして
力一杯春陽を抱き締めた……