緩やかな弧を描いているこの砂浜は遠くの方はもう、肉眼では見えないくらい長く長く続いている


俺は日陰を探して砂浜に座った


そして海をボーッと眺める




春陽

有恵



俺はみんなを傷つけている

俺がもっと自分に素直になっていれば、また何か変わっていたのだろうか?

紫に
有恵に
春陽に


¨春陽は俺の初恋の人で今でも忘れられない人¨なんだと……