「母さん!!!」





「分かったわ…」

俺の気迫に負けたのか母さんが静かに話しだす

「理人、今まで黙っていて…ごめ…んね……
でもお母さ…ん上手く説…明できないから…明日…
先生からお話して…もらえるようにお願いしておくわね………」


母さんは涙を堪えながらそれだけ言うと俺の横に来てイスに座り俺の手を握った

力強く、でもどこか弱々しい…
母さんの手は震えていた…



その日の夜
俺は眠れなかった

あんな母さんを見るのは初めてだった…


俺の体に一体何が起こっているんだろう