それからまた何日、何週間経っただろうか
いつの間にか梅雨の時期に入り、毎日ジメジメとした日が続いていた
俺はずっと入院したまま…
有恵は毎日顔を出しにきてくれていた
有恵はいつもの有恵で今までと何も変わらない
父さんや母さん、おじいちゃん、紫も毎日ではないが俺に会いにきてくれていた
春陽は…
あの日以来こない
「なぁ俺いつになったら退院できるの」
その日病室に来ていた母さんに投げ掛けると母さんの動きが止まった
「母さん?聞いてる?」
「あ…ごめん ボ─ッとしてた…」
さすがの俺も疑問を抱く
何で退院出来ない?
みんなの態度がぎこちない気がする
退院の話になるとみんな避けようとする
「ねぇ……母さん……?」
いつの間にか梅雨の時期に入り、毎日ジメジメとした日が続いていた
俺はずっと入院したまま…
有恵は毎日顔を出しにきてくれていた
有恵はいつもの有恵で今までと何も変わらない
父さんや母さん、おじいちゃん、紫も毎日ではないが俺に会いにきてくれていた
春陽は…
あの日以来こない
「なぁ俺いつになったら退院できるの」
その日病室に来ていた母さんに投げ掛けると母さんの動きが止まった
「母さん?聞いてる?」
「あ…ごめん ボ─ッとしてた…」
さすがの俺も疑問を抱く
何で退院出来ない?
みんなの態度がぎこちない気がする
退院の話になるとみんな避けようとする
「ねぇ……母さん……?」