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「ん………」


差し込む光が眩しい…


「理人!!!気が付いたの!?」

…………母さん?

「理人!?大丈夫か?」

…………父さん?


「お母さん先生呼んでくる!!」

なんだ?
やけに慌ただしい…

頭がボーッとする……


「理人??分かるか?父さんだぞ」

あぁ…父さん

俺は首を縦に振る

「良かったよ…心配したぞ……」


本当に心配そうに俺の顔を覗き込む父さん

「………俺…?」
やっと出せた俺の声