何をするのか見ていると大きな輪っかをイルカに投げてイルカが口でキャッチするという要は輪投げ


俺たちは一番最後に並び俺たちの番になった

秘かに緊張していた俺の輪っかもイルカはキレイにキャッチしてくれた

歓声の沸く客席の方へ振り返りガッツポーズをする紫と少し照れ臭い俺

その時

バシャ──!!!


2匹のイルカが俺たちの近くで一回転して大きな波が俺たち2人にかかる

俺たちはびしょぬれになった