「きゃ─!!可愛い!!」

ショーが始まりイルカを目の前にして子供と一緒になってはしゃぐ有恵と春陽


イルカは握手をしたりキスをしたり飛んだり跳ねたり
俺も食い入るようにショーを見ていた

「ではここで遊びにきてくれたお友達のみんなにお手伝いをしてもらいたいと思いま─す」

進行係のお姉さんの声に子供たちが一斉に手を挙げて叫ぶ

「は─い!はい!俺俺─!!」
なぜか隣で紫が大声で叫ぶ