「私春陽先生誘ってみるね!!」


有恵は笑顔で教室を出て行き、職員室にいるであろう春陽の元へと向かっていった

俺はそんな有恵の背中をただ無心で見つめていた


「理人!!紫さんに連絡しとけよ」


えっ……?


「あ─もう!!貸せ!」
彰が俺から携帯を取り上げ手際良くメールを打ち始める



「よし!

理人 紫さんにメール送っといたから!!」