ケイタくんは残りのアイスティを飲み干し、雄弁に語り始めました。


「ボクらは約束したんです。生まれ変わったら一緒になろうって」


「生まれ変わったら?」


「はい。ずっと前にした約束です。かれこれ1000年になるかな」


私とアキちゃんは顔を見合わせました。


彼女の顔には「やっぱりこの人、頭おかしいでしょ?」と書いてあります。


私も自分の顔が引きつるのがわかりました。