「ありがと!(笑)」
色んな女に言ってるって、どーゆー人よ(笑)
お弁当を持ってこようと思って後をむくと柳瀬くんと目があう。
スッ
え?めっちゃ逸らされた!?
いや、逸らされるのはいつものことなんだけどー、
まあ、考えすぎかあはは。
「ちょっと太陽!しずりんが困ってるでしょ?」
手を止める太陽くん。
「あ!ごめん!大丈夫?」
「あ、あはは」
苦笑いしかできない私。
そんな昼休みも終わり、残りの古典と地学という眠い時間帯に1番やってはいけないであろう授業を終えて、私は図書室へ向かう。
【ガラガラ】
扉を開けるといつものように柳瀬くんがいた。
「え?柳瀬くん部活は??」
「あー今日オフ。先生出張」
「あ、そうなんだ。」
やったー!心の中ではクラッカーが鳴りまくってて心臓が痛いや。
「は?なにニヤニヤしてんだよ」