私たちの間に沈黙がはいるけど、お互い気づいていた。
「雫良…?」
「結衣…!」
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「久しぶりだねー!」
「うんうん!」
2人で近所の公園のベンチに座りながら色んな話をした。
「雫良、今更って感じなんだけどさ、本当にごめ
んなさい!あの時雫良は私に助けを求めてくれたのに、私は、わたしは…っ」
すごく後悔しているっていうのが伝わってくる。
「もう大丈夫だよ、終わったことだしさ!」
「もし、もし詩優がいなかったら私気づかなかっ
た。」
⁉︎
「え?詩優⁇」
あれ?今柳瀬くんの名前言ったよね?
「実は弁当を私たちが食べてる時に、詩優が来
て、」