僕は顔を上げた。

僕のるりちゃんなのに僕以外の男に頬を染めている。

るりちゃんが頬を染めるのは俺だけじゃないとダメなのに。

ムムムムムムムムム
ムムムムムムムムム

「おい!ぼくのるりちゃんになに言ってくれてんだっ!ゆうと!l

「おお。彼氏がお怒りだぞ」

「だーれがあんたのっていいましたぁ!?彼氏!?たまるかっ!」

るりちゃんが怒ってる。

怒ってもかわいいだけなのに。

あぁあでもほんと僕のになってくれないかなぁ。

付き合ったらデートして、一日中るりちゃんの顔を見てるんだ。

帰り道では守ってあげるんだ。

で、いい雰囲気になったらキスして………

ぼぼぼっ!