さて、いよいよその日の夜がやって来ました。

男の子はおじいさんに言われた通り

玄関の鍵を開けて待っていました。

コンコン…

「開いているかな…」

約束通り、暗くなってすぐにおじいさんは来ました。

「開いてるよ!」

男の子がドアを開けると

おじいさんの後から紳士も入って来ました。