どんなに願っても必ず訪れるこの季節
『雨なんて大嫌い…』
あの日から雨なんてなくなればいいのにと思い続け10年…
あれから私は自分のことを責め人と関わることが怖くなって避けてきた
だんだん外にも出なくなり私は引きこもりになった
「日和おはよう…ご飯できたよ」
『ありがとう…今行くね』
少し髪を直し席に座った
『いただきます…』
いつもの日常無心で食べていると
「日和美味しいかな?」
『うん…ごちそうさま』
そう言うと席を立ち部屋に戻った
気を遣いながら話しかけてるのを知ってる
これ以上は関わってはいけないと自分で線
を引いてしまう