――チュンチュン

「・・・・」

夢・・・だったの?


そうか夢だったのか

蓬田がどっかに行っちゃう夢


「やだ・・・やだよぉ」



涙が溢れ出してくる


蓬田は、まだ転校はしていない

だけど、もう行っちゃうかもしれない


「凛、はやく学校に行きなさい」

「はぁい」


顔合わせづらいな



『まぁ、お前が惚れてなくても
俺はお前に、ずっと前から惚れてたんだよね』






そうだっ!!