「俺も手伝うよ。瀬戸さん。」
---遡ること数分前。
俺は先生と話していた。
「いやぁ、日向は部活では、優秀だかなぁ、勉強がなぁ。部活と同じように勉強も、頑張って欲しいなぁ」
俺の担任は、部活の顧問だ。
「いや、先生俺勉強も、頑張ってますって。」
「いやぁ、お前も瀬戸みたいに真面目だといいんだがなぁ。さっきだって、図書室の掃除引き受けてくれたしなぁ。」
嘘だ
この学校の図書室は、無駄に広い。
それを1人で?
しかも、女子にやらせるか?普通
「.........。先生また明日!!!」
「お、おう。また明日。」
俺は、急いで図書室へ向かった。
そして、図書室のドアからそっと覗いて見た。
すると、瀬戸さんがいた。
いや、居るのは知っていたが、、、
なんだあれ!可愛すぎかよ!!!
もともと可愛いのに、困っている顔も可愛い。
は!行かなきゃ。
ガラガラガラ
「俺も手伝うよ。瀬戸さん。」