ファンタジー
完
うぃずる/著

- 作品番号
- 1609374
- 最終更新
- 2020/07/14
- 総文字数
- 28,850
- ページ数
- 34ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 762
- いいね数
- 0
この世界は不条理に満ちている。
弱い者は虐げられ、虐げられた者が別の誰かを虐げる。
終わることのない負の連鎖で世界は回り続けて。
それはいつしかこの世の掟として定められた。
彼女はとある少女の綺麗な黒髪に嫉妬した。
彼女の嫉妬の炎は少女を焼き尽くし、望み通り真っ白へ変えてしまう。
空っぽになった少女は彼女に復讐して、カミサマになった。
何の抵抗もなく誰かを傷付け。何の躊躇いもなく人々を踏みにじり。
――そして少女も遂にその報いの刃を受けた時。
『継承者』を決めるゲートは開かれた。
弱い者は虐げられ、虐げられた者が別の誰かを虐げる。
終わることのない負の連鎖で世界は回り続けて。
それはいつしかこの世の掟として定められた。
彼女はとある少女の綺麗な黒髪に嫉妬した。
彼女の嫉妬の炎は少女を焼き尽くし、望み通り真っ白へ変えてしまう。
空っぽになった少女は彼女に復讐して、カミサマになった。
何の抵抗もなく誰かを傷付け。何の躊躇いもなく人々を踏みにじり。
――そして少女も遂にその報いの刃を受けた時。
『継承者』を決めるゲートは開かれた。
- あらすじ
- 高校生の小鳥遊加奈(たかなし かな)が目を覚ますと見知らぬ教室に捕らわれていた。
記憶を失っている彼女は共に倒れていた少女、月詠暦(つくよみ こよみ)と東雲志乃(しののめ しの)と共に教室からの脱出を試みる。
何故か執拗に志乃をイジメる暦とどこか不可解な行動を取る志乃。そしてフラッシュバックする加奈の記憶が重なり合い徐々に世界の秘密が解き明かされて――
これは、世界の理に立ち向かう少女達の物語。