こわい

この3文字しか出てこない。

でも、それだけ止められなかった。

誰が何を言ってももう…

トマラナイ―――

トメラレナイ―――

今の私は汚れている。

誰か止めて…心の底ではそう願っていたのかもしれない。

けど…

私は止まらなかった。

何人もの人を苦しめ、泣かせ、傷つけても…

私の良心が痛むことはなかった。

そもそも、あのころの私に良心なんてものは―――

ナカッタ

人を傷つけることで私は、自分を抑えていた。

それで最後にこう言うんだ。