体中包帯とガーゼだらけ。
寒くなってきたから、長袖のトレーナーとジーパンで体は隠せたけど…
顔は隠せない。
一晩では治ってくれない傷。
全身痛む。
ボロボロになった体を引きずり、学校に行った。
今日は松田と同じ授業。
すでに松田は席に着いていた。
「おはよう…」
座るのも苦痛だった。
傷口が開く感覚。
悪化しそうな感じ。
「おは……ど、どうしたの!?それ…」
「あんまり見ないでよ…」
松田は私の顔を見るなり、目を丸くして聞いてきた。
「見ないでって…転んだとかそんなんじゃないよね?絶対…」
なんでわかるの??そんなこと…
「別になんでもないから…」
松田の顔をまともに見れなかった。
ずっと、松田とは逆の方向を向いていた。
寒くなってきたから、長袖のトレーナーとジーパンで体は隠せたけど…
顔は隠せない。
一晩では治ってくれない傷。
全身痛む。
ボロボロになった体を引きずり、学校に行った。
今日は松田と同じ授業。
すでに松田は席に着いていた。
「おはよう…」
座るのも苦痛だった。
傷口が開く感覚。
悪化しそうな感じ。
「おは……ど、どうしたの!?それ…」
「あんまり見ないでよ…」
松田は私の顔を見るなり、目を丸くして聞いてきた。
「見ないでって…転んだとかそんなんじゃないよね?絶対…」
なんでわかるの??そんなこと…
「別になんでもないから…」
松田の顔をまともに見れなかった。
ずっと、松田とは逆の方向を向いていた。