「ほら行くよー」
あれから7日後、今日からお世話になる家の前にいる
「こんにちはー」
ガチャ
「おっ待ってたよ。坂本さん。君が陽葵ちゃんだね。息子のことよろしくね。」
「はいよろしくお願いします」
「あっじゃあ陽葵、先に荷物運んじゃおうかお母さんたちお昼過ぎには空港いかなきゃ」
じゃあ陽葵ちゃんの部屋教えるね。息子呼んでくるからちょと待っててね。」
「海斗ぉー。おーい」
「父さん何?そんなでぇっけぇ声出して」
「今日から一緒に住む陽葵ちゃん。ほら挨拶しなさい。」
「海斗。よろしく」
「もっとしっかり挨拶しなさい。おいちょっよ海斗」
息子さんはその声を無視して家の奥へと行ってしまった