「そりゃあ、この小さいのが彩希で、左右の大きなのが俺と芳哉に決まってる」
「え?」
「当たり前だろう?
せっかくお前に贈るなら、ちゃんと愛情を形にも込めないとな。
お前は誰にも譲れない、俺と芳哉の大切な妻だから」
「彬親様……」
「自信作だったからな、これだけは受け取って欲しかったんだ」
ほら、ちゃんと俺の愛情を受け取れ。
そう言って、彬親は彩希の手にうぐいすの乗った器を、ちょっぴり強引に持たせた。
やだ、どうしようっ!
そんな愛情たっぷりなこと言われたら、貰ったこのうぐいす達が愛しくなって食べれなくなるわ。
食べたらこの子達がいなくなってしまうもの。
彩希は手に乗せられたうぐいす達を、まるで宝物みたいに大切に目の前まで持ち上げた。
「え?」
「当たり前だろう?
せっかくお前に贈るなら、ちゃんと愛情を形にも込めないとな。
お前は誰にも譲れない、俺と芳哉の大切な妻だから」
「彬親様……」
「自信作だったからな、これだけは受け取って欲しかったんだ」
ほら、ちゃんと俺の愛情を受け取れ。
そう言って、彬親は彩希の手にうぐいすの乗った器を、ちょっぴり強引に持たせた。
やだ、どうしようっ!
そんな愛情たっぷりなこと言われたら、貰ったこのうぐいす達が愛しくなって食べれなくなるわ。
食べたらこの子達がいなくなってしまうもの。
彩希は手に乗せられたうぐいす達を、まるで宝物みたいに大切に目の前まで持ち上げた。