「あれ?
さーちゃん?
さーちゃんだよね?」

いきなり咲穂に話しかけた悠斗

「!?
さーちゃんってだれですか?」

声を震わせながらそういう咲穂。

「声が震えてる時点でバレバレだよ。
水鳥 咲穂さん?」

「.........。
わかってて最初にさーちゃん言ったわけ?」

「いや、咲穂だって自信がなかったからさ。
あの頃とかなり違ったからさ.....。」

「だろうね。
でも、私にかかわってこないで。
クラスメートとして必要なかかわるつもりないから。」