「―――サン。 神咲サン…。 着いたんだけど…。」




「うン…。  ―――――――は?! 此処どこッ?!」




あたしは今自分の居る場所が分からず、混乱した。






「俺がこの車に君を乗せたじゃん…。」








あぁ、そうだった。 

あたしの頭に今までの記億が戻ってきた。


あたし、永思サンを信じて此処で寝たんだった…。


ふぁ~ぁ。 眠い…。 


あたしは寝起きが最高に悪い…。








だけど…永思サンの前だし、変な態度はとれないよね…。  




今、あたし…かなりピンチかも;