カフェテリアに着くと、2つのカップにコーヒーを注ぎ、俺はリサにミルクと砂糖をたっぷり入れたコーヒーを渡した。

「あっありがと。」

どんな時でも”ありがとう”と言えるリサは
すごいと思う。

「あっあのさっ、さっきの事だけどなっ、

別にお前に関わるなって意味でああ言ったんじゃねぇから。

俺が抱えてるもんが、大きすぎて俺には今どうしょうもねぇ感じなんだ。

だから、お前のせいとか、お前が悪いとかそんなん考えんなよっ。」