トンットンッ

2号室の部屋の戸を叩く。

ガチャ

出てきたのは、マリア。

「リサいるか?」

そう言った俺に、

「何しにきたの、あんた?」

俺を思いっきり睨んで言うマリア。

(やっべぇ~、リサの奴マリアに話したなっ。)

「あっ、いや、ちょっと言い過ぎたから、その誤解を解こうと思って・・・」

弱気になる俺。

(だらしねぇなぁ・・・俺は。)

「ちょっと待ってて」

そういい残して中へ入るマリア。