ボーッと鏡見てると、大きいため息が出てしまった。
しまった!響さんに化粧してもらってたんだった。
落とさなきゃ!!
あー、響さんに貰った袋全部リビングだったっけ。
はぁー、ため息着くと良くないみたいだけど、
これから奏海に話さないといけないこと考えると
いっぱい出ちゃうよねー。

「海耶美大丈夫か?」

うわっ、びっくりしたぁ!!

『大丈夫だよー。どうしたの?』

「これ、さっき響から貰ったやつ。
いるかなって思って持ってきた。」

『ありがとー!
ちょうど取りに行こうと思ってたところだったの!』

「そかそか、なら良かった。俺あっちで待ってるから」

『うん、ありがとう。』