「うん。泊ればいいけどいい加減如月さんって呼ぶのやめない?奏海って呼んで。」

『え、急に言われても。』

すごく焦るわたし。

「ほら、呼んで。」

『み。奏海さん』

思わず小さくなる声

「ん?聞こえないよ。ちゃんと呼んで。」

ちゃんと聞こえてるじゃん//

『み、奏海さん。』

「さんはいらないけど、まあ合格。」

頭をなでられる。

『み、奏海さんって頭なでるの好きなんですか?』

「海耶美がかわいいからね。撫でたくなるんだよ。」