『わかりました。』

「よし、じゃあ中入ろうか。」

扉を開けると自動で付く電気にびっくりする。

『お邪魔します。』

「どうぞ。」

扉が玄関から見える範囲には4つ。
1番奥の扉を如月さんが開けると、そこはリビングになっていた。
そこから窓側へと近づく。

『ひっろーーーい。 うっわー!すごいきれいな夜景』

そこには繁華街以外にも街一帯が見渡せるきれいな夜景があった。

「お酒飲むか?ソファにでも座って待っててくれ。」

『はい。少しだけいただきます。』