喋ってる間にエレベーターが来る。
エレベーターに乗り最上階の50階を押した。

『えぇ?最上階!?』

「ああ。そうだ。」

扉が閉まるまで三浦さんがお辞儀してる。
凄いな、ここ。

「化粧水とかはないけど、今日だけ我慢してくれるか?」

『大丈夫です。』

最上階に着き扉が開くと、目の前には玄関がひとつのみある。

『え?ここの最上階は部屋1つしかないんですか?』

「そうだ。だから俺しか住んでない。
はい、入っていいよ。」