~カランカラン~
「いらっしゃいませ。いつもご来店ありがとうございます。お好きなお席どうぞ。」

マスターが入店してきたお客さんのところへ行く。
叔父さんからのメールを忘れたくてぼーっと店内をきょろきょろ観察してると今入店してきた男性が近寄ってくる。

「隣いいですか?」

『へ?あ、どうぞ。』

「ありがとうございます。お一人ですか?」

『はい。今日歩いててたまたまここのお店を見つけたので寄ってみたんです。』