「巫女が、どう違うのか」
「・・・悩む必要あるものか。全く違うんだよ! 命を与えられる人間は一人しかいない! 他にいるといなら生まれながらその力を持っている奴だけだ! これ単純明快だ。その力を持っている人間はつまり24時間365日持続している健康体。これつまり不老不死」
 ヴァレニウスは虚ろ気な表情を見せた。
「明日その遺体を引き取りに迎えの者がくる。この部屋にはいれないでヘルマに運び出させてくれ。私はやすむ「わかった。この結果もまとめておくから。・・・あのさ、俺の言ったこと考えておいてくれよ。血がどーのこうのより、おまえ今、伸るか反るかなんだぜ? 死なれちゃ困るんだよ」
「それはおまえが生きている間の話だ」
「ぇえぇえ? えええ?」