「りっくん、おいしい?」



「うん、おいしいよ」



「よかった…
ごめんね…さっき…
りっくんのために
作ったんじゃないとか言って」



「んーん…
ホントのことだし…」



ごめんね

目の前にいるのがオレで




プレゼントもなんにもないや…



近くにいることしか

それぐらいしか

オレにはできない…