「ふはっ、そんな緊張すんなよ。」
朝倉君が笑ったとこ、近くで初めて見た。
土居くんと仲がいい朝倉君と遊びに行ったことがあるけど、その時でさえ笑顔は見なかった。
『ご、ごめん。』
「いや、俺こそごめん。
男、苦手なんだろ?」
『なんで・・・』
男の子が苦手だって誰にも言ったことがない。
めぐちゃんにだって言ってないこと。
「見てればわかる。」
『そう、なんだ。』
「小原、悠斗のこと好きだったの?」
『え?』
「今日ずっと悠斗のこと見てただろ?
始めは親友に彼氏ができたっていうので見てるだけかと思ったけど、それにしては目が違った。」
『目?』
「欲情した目してた。」
『よくっ!』
「顔真っ赤。」
慌てる私を横目に朝倉君は机にゆっくりと寄りかかって足を組んだ。
「んで?好きなの??」
朝倉君が笑ったとこ、近くで初めて見た。
土居くんと仲がいい朝倉君と遊びに行ったことがあるけど、その時でさえ笑顔は見なかった。
『ご、ごめん。』
「いや、俺こそごめん。
男、苦手なんだろ?」
『なんで・・・』
男の子が苦手だって誰にも言ったことがない。
めぐちゃんにだって言ってないこと。
「見てればわかる。」
『そう、なんだ。』
「小原、悠斗のこと好きだったの?」
『え?』
「今日ずっと悠斗のこと見てただろ?
始めは親友に彼氏ができたっていうので見てるだけかと思ったけど、それにしては目が違った。」
『目?』
「欲情した目してた。」
『よくっ!』
「顔真っ赤。」
慌てる私を横目に朝倉君は机にゆっくりと寄りかかって足を組んだ。
「んで?好きなの??」