「ほら、イオン飲料買ってきたから、これ飲め。」
ペットボトルに入ったイオン飲料を杏奈に渡す瑠衣。
「まだ冷たいから」
「ありがとう」
杏奈が受け取りキャップを開けようとすると「かせ」とキャップを開けてもう一度杏奈に渡してくれた。
「ありがとう」
「いいえ。ちょっと待ってろ。うまいスープ作るから。」
そう言って瑠衣はキッチンへと戻って行く。

自分の部屋に瑠衣がいることが不思議で仕方ない杏奈。

「やばい!シャツ汚れる!」
キッチンからそんな声が聞こえてきて、杏奈はすぐにキッチンへ向かった。

気が付けば瑠衣はスーツ姿のままだ。

「私の服しかないけど・・・」
持っている服の中で一番大きなサイズの部屋着を持ち瑠衣に渡すと瑠衣はその場でシャツとスーツのズボンを脱いだ。