「真那の事を裏切ったのも傷つけてしまった

のも全部俺で全部俺が悪い、今すぐにもう一

度信用してほしいとかは言わない。

友達からでもいいから、もう一度俺にチャンスをくれないか?」

蓮は真っ直ぐに私を見つめてくる。

本当に、これは嘘じゃないのかもしれないでも

また裏切られるかもまた浮気されるかも

そう思うとどうしてももう一度連を信用する気にはなれなかった。

「ごめん、蓮とは付き合えない。」

はっと蓮が息を飲むのが分かった

また何か言おうと口を開く。

その前に私はベンチを立ってその場を立ち去ろうとする。