「分かった」

「え?」

「なにびっくりしてるの?

蓮くんが言ったんでしょ」

亜美はそう言って笑う

「本当は私も分かってた

いつも食事してる時も

デートしてくれる時も

蓮くんは一度も心から

笑った事ないから」

「‥!

そ‥そうだったけ?」

亜美は悲しそうにおかしそうに笑う

「うん、やっぱり彼女には敵わないな」

「ごめん、、」

「もう、いいよ!

でも彼女ともし別れたら‥‥」

「ん?」

「ううん‥‥

幸せになってね‥」

「亜美、ありがとう」