深夜。






カナは一人で、


さっきまで二人で求め合い、


愛し合ったベッドにいた。




彼は泊まるなんて出来ない。


ちゃんと『家』があるのだから。





どうしようもない寂しさ、虚しさの中で

幸せな疲労感の中

カナは眠りに落ちた