「今度、俺にも何か作ってくれないか?」
予想外の言葉に莉奈は「へっ?」と首を傾げる。光貴は頬を赤くしながら言った。
「俺、実は可愛いものが好き、なんだ……。でも店で買うのは恥ずかしいから……」
そう話す光貴は、いつもの怖い不良の光貴ではなかった。とても可愛く見える。莉奈の顔に自然と笑顔があふれていた。
「うん、いいよ!何を作ってほしい?」
莉奈がそう言うと、「……犬」とすぐに返事が返ってきた。
「俺、犬が好きなんだ。でも家はマンションで犬が飼えないから……」
「そうなんだ。私の家は一戸建てだから飼ってるよ。ダックスフントでプリンって言うんだ」
莉奈はそう言い、光貴に写真を見せる。途端に光貴は「可愛いな〜」と言いながら頬を緩ませた。その顔や可愛いものや犬が好きということに、莉奈はドキッとしてしまう。恐怖のものではない。
「今度、会ってみたいな」
光貴の言葉に莉奈は「いいよ。プリン、人が大好きだから」と笑った。さっきまでの気まずい空気はもうない。
予想外の言葉に莉奈は「へっ?」と首を傾げる。光貴は頬を赤くしながら言った。
「俺、実は可愛いものが好き、なんだ……。でも店で買うのは恥ずかしいから……」
そう話す光貴は、いつもの怖い不良の光貴ではなかった。とても可愛く見える。莉奈の顔に自然と笑顔があふれていた。
「うん、いいよ!何を作ってほしい?」
莉奈がそう言うと、「……犬」とすぐに返事が返ってきた。
「俺、犬が好きなんだ。でも家はマンションで犬が飼えないから……」
「そうなんだ。私の家は一戸建てだから飼ってるよ。ダックスフントでプリンって言うんだ」
莉奈はそう言い、光貴に写真を見せる。途端に光貴は「可愛いな〜」と言いながら頬を緩ませた。その顔や可愛いものや犬が好きということに、莉奈はドキッとしてしまう。恐怖のものではない。
「今度、会ってみたいな」
光貴の言葉に莉奈は「いいよ。プリン、人が大好きだから」と笑った。さっきまでの気まずい空気はもうない。