基本的には山場は起承転結の転にあたると言われています(*^^*)
なのでプロットを作る際にはまず起承転結に分けて、物語の後ろのほう、結末の直前に山場を置くことを意識してみてね♪

山場はひとつとは限りません♪
恋愛小説であれば、たとえば、

ヒロインとヒーローが付き合うまでを1回目の起承転結、
付き合ってからプロポーズまでを2回目の起承転結…というような、
起承転結を2回繰り返すような構成の物語は山場は……
そう!転が2回ある分、2回作らなければいけませんよね☆

まずはプロットを作って構成を決め、転の部分に山場を持ってくることを意識して物語を作ってみよう☆

感情表現を上手く書くために大切なのは、自分が書いているキャラクターをしっかりと理解して、キャラクターに入り込みながら書く、ということ!
そのキャラクターになり切って物語を作ると、自然と感情が浮かんでくるという作家さんは多いです(*^^*)
上手く入り込めない人は、まだまだそのキャラクターへの理解が足りないのかもしれません(>_<)
バックグラウンドやコンプレックス、悩み、好きなもの、嫌いなもの、譲れないもの、等々……キャラクターをもう一度深堀りするところからやり直してみよう♪
プロットの段階で、出来事だけではなく、シーンごとのキャラクターの感情をきちんと決めて、そこから作品作りに入るというのもおすすめだよ☆
とにかく色んな『キャラクター』に触れてください!
好きな小説や漫画、ドラマなどのキャラクターは勿論、クラスメイトなど身近にいるリアルな人たちの性格を研究することも、書けるキャラクターの幅を広げることに繋がるよ♪
日常的に、色んな作品や色んな人に触れることを意識してみてね(*^^*)
既存作品からインスピレーションを得るのは悪いことではありません!
むしろそういう風に、何かしらに影響を受けて作品を作る作家さんが殆どではないでしょうか(*^^*)
是非いろんな作品に触れて、影響を受けることを恐れないでくださいね♪

さて、その中オリジナリティをどう出していくか……という問題ですが、

胸キュン系の作品であれば、
『自分だけの萌え』を惜しみなく作品に凝縮させること、を意識するだけで解決したりします☆
同じキャラクターを好きな人は沢山いても、『どの部分が好きか』というところは人それぞれですよね♪

今一度、自分がどういう男の人が好きか、どういうシチュエーションにきゅんとするのか、よ~く分析してみてください☆

好きな人がいるなら、その人の好きなところを考えてみるのもいいし、キャラクターや俳優さんなどで考えるのもとっても有効です(*^^*)

胸キュンではなく感動系の作品であれば、
『自分がこの作品で何を伝えたいか』を意識すると、おのずとオリジナリティは溢れてきます!





ネタに困って小説を書けない!となってしまうのはプロの作家さんでもよくあることです(>_<)
もう書けなくなるのでは……と焦ってしまいますよね。
でもそんな時は、書くことからいったん離れることが大事です!
スマホやパソコンの画面と睨めっこして、それだけで結局一日が終わってしまった……なんてことはありませんか?( ;∀;)

ネタは、案外いろんな場所に隠れているものです(*^^*)

例えば、友達と出掛けて恋話や最近好きなドラマの話をすることで、
どういう男の子や俳優が好きか、取材が出来ますよね!
それがネタになるかもしれません♪

また、今まで自分が好きだ!と思った作品や、キャラクター、芸能人などを振り返ってみるのも有効です☆
自分はどんな物語を作りたいのか、どんなキャラクターで読者を楽しませたいのか……これを今一度しっかりと認識することは、お話づくりにおいてとっても重要!

最近流行っているものを研究して、『読者を意識する』こともいいですね!


頭で考えるより、物語の材料を探しに行くことを大切にしてみて♪



書いてる途中で自信を無くしてしまうことは、よくあることです(>_<)
「仕上げてもいい作品にならないなら……」
「新しい作品を作ったほうがいいかも……」
思わず作っているものから離れてしまいたくなりますよね。

でも、ちょっと待ってください!
話がだれてきたと思ったら、一度立ち止まって最初から読み返して、
作品と向き合ってみて。
どうしてつまらないかもと思ってしまってるのか、
逃げずに突き詰めることの繰り返しが大切です。
その上で、ぜひ、この作品は面白い!と自分が生み出した作品を、
最後まで信じて書ききってみてください(*^^*)
作品をひとつ、きちんと完結させる力を鍛えましょう。

物語を最後まで書ききることが出来るのは、実は一握りの人だけ。
反対に、物語を完結させることが出来れば、
もしそれが自分では満足いくものでなかったとしても、
それだけですでに『すごい人』なんです。
まずはそこを目指してください!

完成させて、『やっぱりつまらない……』そう思ったら、
また作品と向き合って、次回作に活かして……その繰り返しです。
最初からうまく書ける人なんていません。
ゆっくり、でも着実に、成長していきましょうね♪


最後に……☆
途中で『これ、面白くないかも……』と不安になってしまう人に多いのは、
プロットの段階で『この作品はこのポイントが面白い!』というものを
はっきりとさせないまま、原稿に入ってしまっているパターンです。
この作品は、どの部分で読者を楽しませるのか。
そこを見失わなければ、自信をもって執筆できるかも!
試してみてね(*^^*)
恋愛作品においては、
「こんなシチュエーション、きゅんとしませんか?」
「こんな男の子、素敵じゃないですか?」という風に、
読者にプレゼンする気持ちで物語を作ることが大事です♪

自分がきゅんとするものを物語に落とし込むと、
おのずと読んでる読者もきゅんとしたり、
楽しく読んだりしてしまうものなんです(*^^*)

なので……
まずは自分がどんなことに、どんな人にきゅんとするのか……ということを
徹底研究してみよう☆

具体的には色んな作品を見て、好きなシチュエーションやキャラクターを
研究したり……
友達の恋話や自分の実体験で「きゅん」としたエピソードを
振り返ってみるのもとっても有効♪

物語作りにおいては、技術的なことと同じくらい、
『自己分析』も大切なんですね♪
〇恋愛(ラブコメ)小説の場合

最初の1ページでキャラがある程度わかるように工夫してみよう!
恋愛小説は、いかにキャラクターが魅力的かが重視されるから、
つかみでキャラクターを魅力的に魅せることはとっても大事☆
主人公のキャラが一発で伝わる台詞を入れたり、
主人公の悩みなど、読者がキャラクターに興味を持ったり共感したりできるように
工夫してみるといいかも☆
ヒーローの立ち位置も早めにわかると話に入りやすいです(*^^*)

〇青春恋愛小説の場合
この本を読んだらどんな気持ちになれそうか…
読者をワクワクさせるためにしっかり作り込むべき場所!
ポエミーな文体からはじまるもよし、主人公の悩みから入るもよし、です。
始まり方に惹きつけられる作品をたくさん研究して、自分の中でパターンを増やしていくことは、必ず筆力につながっていきます(*^^*)

まずは、そのキャラの『いいところ』『悪いところ』を分析して、紙に書き出してみよう☆
書き出したら、その特徴が現れるエピソードを作る、ということを意識してね(*^^*)
例えば、俺様キャラをヒーローに立てる場合……
俺様キャラ、という言葉のままだと抽象的すぎて、
いまいちエピソードが作りにくいですよね(>_<)
これを分解します!
俺様キャラ……
長所:自信家でリードしてくれる/自分をしっかりと持っている
短所:独占欲が強くて強引/自分勝手

こういう風に分解すると、
エピソードが作りやすくなりませんか?(*^^*)
例えば長所を生かすなら、デートで主人公をリードしてくれるシーンや、親に反対されても夢に向かって努力するシーンをいれると、しっかりと俺様キャラの魅力が生かされたエピソード作りが出来ますよね!
短所を生かして、主人公を強引に押し倒して迫るような、読者をドキッとさせるシーンを入れてもいいかも☆

キャラをしっかりと生かしたエピソードを作ると、
物語にリアリティが出て、グッと作品が良くなります♪