「用がないんなら話しかけんなよ」
う……っ。
おっしゃる通り……(かもです…)。
というか!
「用ならあります!」
「だったらまごつかないで早く言えよ」
「怒らせてしまってすみません!」
そう言って深々と頭を下げると、頭の上に「は?」という声が降ってきた。
「拍子抜けした。絶対『彼女って言葉でそんなに動揺するなんて案外子供なんですね』って言われると思った」
…?
彼女の意味がわからないんでそれは言えませんよ……?
「カノジョってなんですか?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…