「できた!」



プリントを書き上げた上杉は

いつもの無邪気な笑顔だった




「体育祭、楽しくなるといいな
絶対、クラス優勝したい!」



「うん」



「折原、足引っ張んなよ!」



「もぉ!ひどい!上杉」




ドキドキが

ワクワクに



変わる瞬間




上杉の笑顔は

いつもキラキラしてた