奏斗(カナト)「……蘭奈……これは本当か……?」

蘭奈(ランナ)「……私は殺してなんかない……菜々美が……!!!」

祐希(ユウキ)「菜々美はその時はいなかった。ちゃんとアリバイもあるんだ!!!どれだけ嘘をついてるんだ!!!!」

蘭奈(ランナ)「……!!!……信じてない!!皆私のことを信じない……。」

祐希(ユウキ)「さぁ。その隣の男に言おう。」

コソコソ……

私はあまり聞こえなかったが

なにか言っているのは分かる。

奏斗(カナト)「……?!?!……それは……!!!!」

祐希(ユウキ)「なんだ?文句でも?」

奏斗(カナト)「……!!!……」

蘭奈(ランナ)「……ねぇ、なに……?……なにを奏斗に伝えたの?!?!」

祐希(ユウキ)「……あぁ。クスクス……蘭奈……お前は……______。」