私の態度に何ともないかのようにヘッドホンを聞き続けている。
しばらくして、みんなが登校してくる。

皆が群がってくることを察し、私は避難することにする。
まあ、避難といっても七海のところだけど。

「席借りるね。」

と七海の隣の席の子に声をかけるとその子は

「わかった」

といって、東野の方に走っていった。